「希望に満ちた新年へ願い込めて」大みそかのそば店 年越しそば準備で大忙し・山形
12月31日、大みそかです。1年の締めに年越しそばを味わってもらおうと山形市のそば店では、朝早くから準備に追われていました。
山形市のそばの老舗「庄司屋」では、1か月前から「年越しそば」の準備を始め、31日は朝6時ごろから従業員総出で仕込み作業を行いました。
ことしは本店と支店合わせて去年より1割多いおよそ1万3000食のそばを用意しました。
店には午前中からそばを受け取りに続々と客が訪れていました。近年は大みそかに限らず12月25日ごろから年越しそばを食べたり、冷凍で配送されたそばを楽しんだりする家庭も増えてきているということです。
訪れた客は「(年越しそばを食べると)今年1年頑張ったなという気持ちになる」「(どんな1年だった?)学校でいろんなことに挑戦した1年だった」「(来年どんな年に?)気分一新、また来年頑張っていきたい」
庄司屋 5代目庄司信彦さん 「(年越しそばは)江戸時代から続く日本伝統の食文化なので、新しい年が希望に満ちた年になるよう願いを込めて年越しそばを食べて欲しい。丁寧においしいそばを打つように心がけている」
こちらのお店では31日、日付が変わる深夜0時まで営業するということです。