新たな事業創出目指す 山形県・米沢市・山形大学・米沢商工会議所が連携協定
山形大学工学部のキャンパスがある米沢市で、県と市と大学、それに商工会議所が地域の強みを生かし、新たな事業創出を目指す連携協定を18日結びました。
県はことし9月、先端研究が行われている山形大学工学部があり、様々な産業が集まる置賜地域の強みを生かそうと、米沢市と山形大、それに米沢商工会議所の4者が連携して新たな事業の創出を目指す「イノベーション共創ミーティング」を立ち上げました。
この組織は大学の技術や人材などと地元企業を結びつける役割を担い、中小企業への経営支援のほか、産学官の交流の場となる拠点施設を2026年・秋に米沢市内に設置するとしています。
18日、吉村知事や近藤洋介市長など、4者の代表が施設の共同運営などについて合意しました。
「イノベーション共創ミーティング」は今後、ワーキングチームで具体的な取り組み内容を検討することにしています。