「プール」や「体育館」2つの「公園」も対象 酒田市がネーミングライツ初導入へ
山形県酒田市は4日、市内の公共施設や道路に命名権、いわゆるネーミングライツを初めて導入すると明らかにしました。
販売されるのは市営プールや体育館などあわせて17の施設と公園などの名称で12月18日に募集を始めます。
矢口明子市長「本市で初めての取り組みとして公共施設等に愛称をつけることができるネーミングライツを導入することといたしました」
これは4日に開かれた酒田市長の定例会見で発表されたものです。
ネーミングライツが販売されるのは、50メートルの屋外プールを備える「光ケ丘プール」や現在大規模改修中で1000人以上収容可能なアリーナを備える「国体記念体育館」など15の公共施設と飯森山公園など2つの公園が対象です。
さらに、酒田市が管理する道路や橋のネーミングライツも、区間や価格などについて買い手が自由に提案し、審査を経た上で販売します。市の内外を問わず企業や個人事業主、団体などが購入に応募することができます。今回の募集期間は12月18日から来年1月17日までで、契約期間は3年間です。売却費は施設の維持や運営に活用されます。