鶴岡市の新年度予算案が内示されました。一般会計の総額は初の800億円超えとなり、過去最大規模となりました。産業振興や交流人口の増加に重点を置いた予算編成となっています。
鶴岡市の新年度当初予算案は一般会計の総額が807億7000万円と今年度よりも71億円増え、過去最大となりました。
皆川 治鶴岡市長「産業の振興や観光地域づくりを強化するための新産業団地の開発、道の駅「あつみ」の移転整備、加茂水族館リニューアルなど大型投資事業などにより過去最大の予算となっている」

主な事業は、新たな産業団地整備に向け土地を整備する工事などを行う事業費として6億6230万円。子どもたちが屋内で遊ぶことができる民間の施設「キッズドームソライ」の利用料金を軽減し、小学生まで無償化する事業費として2810万円を計上しました。そのほか、2026年度のリニュアルオープンに向けて工事を進めている加茂水族館の改築事業費として13億3900万円。

2027年4月の開業を目指す新しい道の駅「あつみ」の事業用地の取得などの事業費で15億9900万円が計上されています。鶴岡市の新年度当初予算案は来月（3月）4日から始まる市議会で審議されます。