三川町で1人暮らしをしていた90歳の女性が殺害された事件で、女性が殺害されたのは遺体が見つかった前日の9月21日夜から22日未明にかけての夜間とみられることが新たにわかりました。

9月22日午前10時ごろ、三川町横山の無職・阿部祥子さん（90）が自宅1階の寝室で殺害されているのが見つかりました。警察は捜査本部を設置し、犯人の行方を追っています。捜査関係者によりますと、現場の状況から阿部さんは、遺体で発見される前日の21日夜から22日未明の間の夜間に殺害されたとみられることが新たにわかりました。また、犯行は遺体が見つかった自宅1階の寝室で行われたとみられています。遺体には頭や胸などに殴られたような複数のあざが残っていたということです。
警察のこれまでの調べでは、阿部さん宅では1階玄関脇の廊下の窓ガラスが割られていて、周辺には阿部さんのものではない何者かの足跡が残されていました。犯人はそこから侵入した可能性があるとみられています。
犯人の行方は依然としてわかっておらず、警察は犯行があったとみられる時間帯の目撃情報を集めるなど捜査を進めています。