2月10日に病気のため急逝した遊佐町の時田博機町長の葬儀が16日、行われ、多くの町民らが別れを惜しみました。

時田博機遊佐町長は、10日に心筋症のため73歳で亡くなりました。町長としては4期目の途中での急逝でした。
時田さんは2009年に当時の現職との一騎打ちとなった選挙戦で初当選し町長に就任しました。就任後は、貴重な地形や地質を持つ自然公園と認められる「鳥海山・飛島ジオパーク」の認定を実現したほか、日本海沿岸東北自動車道秋田県境区間の整備促進などに取り組んできました。
時田町長の葬儀は遊佐町生涯学習センターで町と時田家との合同で行われ、町民らおよそ600人が参列しました。
葬儀では平山雅之副知事が吉村知事の弔辞を代読したほか、舟山康江参議院議員らが弔辞を述べ、時田町長の人柄や功績を偲びました。

舟山康江参議院議員「卓越した先見性とリーダーシップで町政を牽引し地域を発展させてきたことに対して町内在住の大変多くの方からの感謝の言葉をよく耳にしました」

時田さんが亡くなったことに伴う遊佐町長選挙は3月19日告示、24日投開票の日程で行われる予定です。