車いす寄贈ことしで30年…「いろいろな方々に活用を」冠婚葬祭業者が鶴岡市に自走型車いすを寄贈
冠婚葬祭業の企業グループが1日、地域の福祉活動を支援するため山形県鶴岡市に車いすを寄贈しました。
新潟市に本社を置く冠婚葬祭業の「アークベル」は30年前から庄内地方と新潟県内の病院や福祉施設に車いすを寄贈しています。車いすはアークベルの社員や関連企業などから寄せられた善意をもとに購入し、毎年、約30台が寄贈されています。鶴岡市内に結婚式場を開業してから今年度で20周年を迎えたことを記念して1日、鶴岡市に自走型の車いす5台を寄贈しました。
アークベル・北村芳明社長「色々な形で行政の方でも車いすが必要であろうと。公共的な場所でいろいろな方々が使いやすい形で活用していただけたらと思う」。
鶴岡市は車いすを市民への貸し出しと来庁者用に利用する予定です。アークベルが30年間で寄贈した車いすの数は、今年で993台に上る予定です。