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能登半島地震で被災した人たちの心のケアを 山形県の災害派遣精神医療チームDPATが出発

2024年1月9日 18:12
能登半島地震で被災した人たちの心のケアを 山形県の災害派遣精神医療チームDPATが出発
能登半島地震で被災した人たちの心のケアにあたるため、山形県の災害派遣精神医療チームDPATが9日、現地に向けて鶴岡市の病院を出発しました。

災害派遣精神医療チーム・DPATとして石川県の被災地に派遣されたのは、鶴岡市にある県立こころの医療センターの精神科の医師や看護師らあわせて5人です。5人は現地の避難所などを周り、災害によるストレスなどで精神的な問題を抱えた避難者に対してカウンセリングや薬の処方などの対応を行います。現地の状況はいまだ不透明な部分が多く、詳細な支援の内容は被災地へ行ってみないとわからないのが現状だといいます。

白石啓明医師「今回の地震でストレスを抱えて不眠やうついろんな方がいると思う。行ってみないとニーズが分からない。先に行っているDPATの皆さんと協力しながらやってきたい」

一行は陸路で移動し10日に石川県入りする予定で、七尾市の公立能登総合病院に置かれたDPATの本部に向かいます。14日までの5日間、本部の指示のもと、具体的な支援活動に取り組みます。
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