能登半島地震の被災地へ山形市から給水車出発 現地で飲み水提供へ
能登半島地震に伴い、石川県内では6万戸以上で断水が続いています。こうした中、被災者に飲料水を提供するため山形市の職員が6日朝、給水車に乗って現地へ出発しました。
石川県に向けて出発したのは山形市上下水道部の職員4人です。
今回の派遣は日本水道協会からの要請に基づくもので、現地で被災者に飲料水を提供します。
佐藤孝弘 山形市長
「きのう午後からの派遣依頼でこうして翌朝出発できるのは頼もしい。こうした体制をとれること自体、山形市民にとっても安心なことだと思う」
石川県内では5日午後2時現在、能登地域をはじめ、14の市と町の合わせておよそ6万6000戸で断水が続いています。
今回、派遣された職員は2トンの水を積める給水車に乗って6日金沢市に到着し、今月12日まで被災地での給水活動に当たります。
派遣される職員
「山形市上下水道部の代表として精一杯努めてまいります。 行ってまいります」
また、6日からは県内8つの病院で編成された医療チームのDMATも現地に派遣され、被災地の病院で支援に当たるということです。