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森林保全へ自治体と大手通信会社がタッグ…CO2削減やネイチャーポジティブなど期待

2024年4月16日 18:11
森林保全へ自治体と大手通信会社がタッグ…CO2削減やネイチャーポジティブなど期待

西川町と東京の大手通信会社が15日、事業連携協定を結びました。植林など町の森林整備を通信会社と連携して行います。

西川町と協定を結んだのは大手通信会社のソフトバンクです。環境保全に対する企業の社会的責任が高まる中、ソフトバンクは森林の整備を担うことで企業価値の向上を図る一方、町は手入れの行き届かない森林を活用してもらうことで、豊かな森を維持したい考えです。森林の整備については「ネイチャーポジティブ」と呼ばれる、生物の多様性を回復させようという考えを基に、スギ林を広葉樹に植え替えることなどが想定されています。取り組みは年度内の開始を予定し少なくとも数年以上にわたって、植樹などが行われる方針です。

ソフトバンクCSR本部 池田昌人本部長「西川町をきっかけにこの活動進めて全国・世界が豊かになるように活動を推進していきたい」

ソフトバンクはこの他、町が全世帯に配布しているタブレットなどを活用し、住民の利便性を高める仕組み作りにも協力する予定です。

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