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鶴岡市の土砂崩れで通行止めの県道と市道 1年ぶりに解除 年内に4世帯すべてが自宅に

2023年12月22日 18:01
鶴岡市の土砂崩れで通行止めの県道と市道 1年ぶりに解除 年内に4世帯すべてが自宅に

去年の大みそかに山形県鶴岡市で発生した土砂崩れの影響で続いていた現場付近の県道と市道の通行止めが22日、およそ1年ぶりに解除されました。避難していた現場付近の4世帯は年内に自宅に戻るということです。

鶴岡市西目を通る県道131号は、去年12月31日未明の土砂崩れ発生後、およそ440メートルが通行止めとなっていました。
22日午後3時。

「では解除お願いします」

県は地すべり対策工事が進み、通行の安全性が確保されたとして通行止めを解除しました。解除後さっそく県道を通行する車も見られました。
およそ1年ぶりの通行止め解除に地域の住民からは「通勤で利用する人も多い生活道路なのでほっとしている」、「国道から地区に向かう際、一番わかりやすい道路なのでよかった」といった声が聞かれました。
また、同じ時刻に崩落現場脇の市道およそ80メートルも通行止めが解除されました。市道については解除後、路肩部分の補修工事などを行う予定で補修が完了するまでは片側交互通行となります。鶴岡市によりますと、11月末に避難指示が解除された4世帯すべてが年内に自宅に戻るということです。
通行止めの解除を受け、吉村知事は「地区住民の皆様が安心して年末年始を自宅で迎えることができるようになり大変安堵している」とコメントしています。

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