山形県鶴岡市で去年の大みそかに発生した土砂崩れに関し、現場周辺の住民4世帯に出されていた避難指示が28日夕方、解除されました。避難者からは「ほっとしている」と安堵する声が聞かれました。

鶴岡市は去年12月31日未明に土砂崩れが発生した西目地区の現場の安全対策工事が進んだとして、4世帯13人への避難指示を28日午後5時に解除しました。

沼尾記者リポート「11か月ぶりに避難指示が解除されました。集落を見ると建物に明かりがともっています」

避難を続けている住民の男性が取材に応じ「11か月はあっという間だった。年末にまでに戻ることができてほっとしている」と話しました。

市によりますと避難生活を続けている4世帯のうち3世帯は年内に帰宅することを希望していて、1世帯は戻る時期を検討しています。市は今後、避難住民がスムーズに帰宅できるよう支援していく方針です。