広島・原爆の日 平和への祈り込め 山形市で「千年和鐘」 「大変な状況だからこそ」
8月6日はいまから79年前の1945年に広島に原子爆弾が投下された日です。山形市では市民らが平和への祈りを込めて「千年和鐘」を打ち鳴らしました。
山形市では核兵器や戦争の悲惨さを風化させず平和を祈ろうと、広島に原爆が投下された8月6日に毎年、平和のシンボルの鐘「千年和鐘」を打ち鳴らしています。
山形市役所前で行われた式典には、市民などおよそ40人が出席しました。市内のデイサービスの利用者たちが折った千羽鶴が飾られる中、参加者たちは平和を願って鐘をついていました。
佐藤孝弘市長「ウクライナやガザ地区でいまも大変な状況が現在進行形で起こっている。そういう時代だからこそこうした取り組みは継続して続けていきたい」
この打鐘式は、長崎に原爆が投下された9日や終戦の日の15日にも行われます。