「いくつになってもよく見えますように」…県民健康講座で失明予防や健康食品へ理解深める 山形・新庄市
「県民健康講座」が22日、山形県新庄市で開かれ、市民らが失明の予防や健康食品について理解を深めました。
「県民健康講座」は身近な病気に関する予防法や最新の医療情報などを学ぶ山形新聞・山形放送の8大事業の一つです。
22日に新庄市で開かれた講座では、はじめに、山形大学医学部眼科学講座の杉本昌彦教授が『いくつになってもよく見えますようにー失明原因疾患の予防ー』と題して講演しました。失明の主な原因として緑内障を挙げ、見え方の変化がゆっくり進行することから自分では気付かないケースもあるとした上で、進行すると治療が難しくなることから定期的に眼科でチェックを受けることが大切だと説明しました。
山形大学医学部眼科学講座・杉本昌彦教授「より早く見つけ治療を開始することで末期の状態を避けることが重要」
このほか、山形県医師会常任理事で、わーく労働衛生コンサルタントの神村裕子代表取締役は「健康食品との上手なつきあい方」と題して講演し、健康食品の広告の文言をうのみにすることなく慎重に摂取してほしいと述べました。
次回の県民健康講座は10月に鶴岡市で開かれます。