×

鶴岡・加茂港で水揚げされたベニズワイガニをブランド化!名称は「天喜紅蟹(てんぎのべにかに)」

2025年1月15日 12:04
鶴岡・加茂港で水揚げされたベニズワイガニをブランド化!名称は「天喜紅蟹(てんぎのべにかに)」

鶴岡市の加茂港で水揚げされるベニズワイガニの美味しさを広く知ってもらおうと地元の直売所などがブランド化に取り組み名称が決定しました。

ベニズワイガニはズワイガニと比べて表面が赤く色づいているのが特徴です。鶴岡市加茂でカニ直売所を運営する「協和丸」は、県内で唯一海底に設置したカゴでベニズワイガニを獲る「篭漁」を営んでいます。

加茂港で水揚げしたベニズワイガニは浜ゆでし、全国に発送されるほか地元の湯野浜温泉の宿泊施設に出荷しています。協和丸は県産ベニズワイガニの美味しさをより多くの人に知ってもらおうと、地元でシェアキッチンなどを運営する企業「湯野浜100年」と共同でブランド化に取り組み名称を発表しました。

ブランド名は湯野浜温泉の開湯が平安時代の元号「天喜」といわれることや庄内浜の「夕陽」やベニズワイガニの赤にかけて「天喜紅蟹(てんぎのべにかに)」です。

協和丸・長谷川清雄社長「カニ篭漁は小さいカニが篭から外に出るので資源が枯渇することは少ない。50年以上続く漁業だが大事にして今以上にいいカニを提供できるように努力していく」

協和丸は今後、湯野浜温泉の宿泊施設へ出荷を安定的に行い、地域の食の魅力を広めていきたいとしています。

最終更新日:2025年1月15日 12:04
    山形放送のニュース