きらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスは役員報酬の基準となる純利益の金額などに関して有価証券報告書に記載ミスがあったと22日、発表しました。じもとホールディングスは「転記を誤った」ことが要因と説明しています。

じもとホールディングスによりますと記載に誤りがあったのは2019年3月期と2020年3月期の有価証券報告書です。役員報酬の指標となる純利益の「目標」と「実績」の金額に実際とは異なる記載がなされていました。
また、ことし3月期のディスクロージャー、情報開示誌にはきらやか銀行の役員報酬額について0円と記載していましたが実際は300万円だったということです。
じもとホールディングスはホームページで報酬にかかる手続きや処理は適正に行われたとした上で記載ミスの要因について「有価証券報告書やディスクロージャー誌に記載する際に 転記を誤ったため」と説明しています。また、「現在、有価証券報告書の訂正やディスクロージャー誌の修正に向けて、手続きを進めている」とし、コメントしています。