除雪作業時の落雪に注意を 山形県内12日は寒さ緩む見込み 雪害事故相次ぐ
12日の山形県内は湿った空気や低気圧の影響でおおむね曇りで日中の寒さは少し緩む見込みです。現在、県内の全域になだれ注意報が出ています。県内では11日も雪害事故が相次ぎ、県は除雪の際は落雪などに注意するよう呼びかけています。
12日午前11時40分現在の山形市の様子です。時折、日差しが降り注ぐ時間もありますが、県内はおおむね曇りとなっています。日中の寒さは少し緩み、ウェザーニューズによりますと、12日の予想最高気温は酒田で6度、山形と米沢で5度、新庄で4度となっています。
こうした中、屋根の雪下ろし中の転落や除雪中の落雪事故が県内で相次いでいます。警察によりますと、11日は米沢市や寒河江市、川西町など4市1町で少なくとも6件、除雪中の事故が発生し、あわせて6人が大けがをしています。
12日午前11時40分現在、県内の全域になだれ注意報が出されています。山形地方気象台は今後しばらくは雪崩や落雪が起きやすい状況だとして注意を呼びかけています。
一方、13日は急速に発達する低気圧の影響で、庄内では未明から昼前にかけて大荒れとなる見込みで暴風雪に警戒が必要です。気象台は交通障害や建物への被害に警戒してほしいとしています。