最上町・除雪作業中に落雪 66歳男性重体…屋根には約80センチの積雪
大雪に伴い、県内では雪下ろしなどに伴う事故が相次いでいます。最上町では8日午後、除雪作業をしていた66歳の男性が、屋根からの落雪に巻き込まれ、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、8日午後3時ごろ、最上町大堀で自宅周辺の除雪作業をしていた無職の松浦和也さん(66)が屋根から落ちてきた雪に巻き込まれました。松浦さんは、自宅の軒下で上半身が雪に埋もれた状態で発見され、病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。松浦さんは8日午後2時ごろから、除雪機を使って妻と2人で自宅周辺の除雪をしていました。屋根には、およそ80センチの雪が積もっていたということです。松浦さんはヘルメットを着用していませんでした。県内では8日、5つの市と町で雪下ろしや除雪中の事故が6件相次いでいます。多くの地域で、屋根の雪が滑りやすい状態となっていることから、県では、除雪作業を行う際は安全対策を十分に取るよう呼びかけています。
最終更新日:2025年2月9日 11:57