ことし1年の出来事を振り返る「カメラが見つめたやまがた2023」。最終回は県民に喜び、期待、驚きを与えた話題のニュースに注目します。YBCがこの1年で取材した四季折々の美しい映像もお届けします。

つかの間の緊迫感ー。

「山形市1位になりました」「わー！」

歓喜の訳は…ラーメンです！前年首位の新潟市を抑え、世帯あたりの消費額が日本一に返り咲きました。

山形市民は…

「1番はうれしい」

新潟市のラーメン店では…

「負けました…頑張りが足りなかった…」

ことしは10月末の時点で、2位の新潟市と1700円近い差を付け、独走態勢に入りつつあります。ことしも日本一に期待です！

「日本一奪還、よっしゃ！」

「ほらほらほら、見えるべ」

米沢市の天然記念物「吾妻の白猿」。「山の神の使い」とも呼ばれ出合うと幸せになれると言われています。この白猿がいる群れにことし、珍しい色のサルが見つかりました。

白猿を40年以上撮影縮文夫さん「今までで初めて。すごい金色」

40年以上にわたってこの白猿を追い続けている縮文夫さんも初めてだという、黄金色のサルです。専門家の見解はー。

山形大学・小酒井貴晴教授「あまり調査されていない比較的珍しい個体。メラニン（＝黒色の色素）の量が少なく、黄色から赤色の色素が体内にあるのではないか」

出合うと幸せ効果をより感じるのかも！？温かく成長を見守りたいですね。

仲買人が群がるその先にあるのはー。

吉村知事「紅王です。よろしく～」

ことし本格デビューしたサクランボの新品種「やまがた紅王」です。その特徴は圧倒的な大きさと甘さ。500円玉と比べてもこのサイズです。デビューを記念した様々なイベントも開かれました。

【紅王ダンス披露】

【プレミアム収穫体験】「取れた！こんなでっかいの見つけた！」「3L通らない。十分大きい！」

【全日本BENIー1GP】「よーい、スタート！」

産直施設にもこの人だかり。

客「手に入れられてほっとしている。去年は手に入れられなかっただけに今回はすごくうれしい」

大型新人のデビューの出足は好調！来年にも期待です。
流行の店や観光客を呼び込む新たなスポットも続々オープンしました。

無人スイーツ販売所「24スイーツショップヤマガタ」「今日のお目当ては『オムスビケーキ』。ずっと前から食べたいと思っていた」

佐塚崇恭アナウンサー「オムスビケーキを食べます。不思議な感覚。見た目はおにぎり中身はケーキ。おいしい」

「十一屋本店オープンです！」「街並みと調和する店舗に生まれ変わった」「色とりどりの菓子が並ぶ」

「道の駅もがみオープン」
「道の駅やまがた蔵王オープン」「オープンなので来てみようと思った。きれいで広くていい」

そして、山形ならではの四季折々の美しい風景にことしも触れることができました。

「山形市・村山高瀬川のこいのぼり」
「サクラとこいのぼりのコントラスト」
蔦の木川原に集う会酒井義孝さん「当初は自分たちで楽しもうと揚げていたが、毎年グレードアップしようと考えている」
「（山形市・山形大花火大会）「最後の花火がすごいきれいで好きだった」
「（山形市・もみじ公園）」
山川麻衣子アナウンサー「雲一つない澄み切った青空が広がっています。日差しのぬくもりがとても心地よいです」「2年前にここで結婚式の前撮りをしていて、すごくきれいだったのでことしも来てみた」

ことしも残すところあとわずか。来年も新たな発見、喜び、感動にあふれる一年になってほしいですね。