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江戸時代の山形城の姿を仮想現実で無料体験 スマートフォンアプリをダウンロードで

2024年4月1日 18:46
江戸時代の山形城の姿を仮想現実で無料体験 スマートフォンアプリをダウンロードで

山形市の霞城公園に江戸時代にあった山形城の姿が1日から仮想現実で体験できます。スマートフォンアプリをダウンロードし、無料で楽しめます。

山形市の霞城公園です。
東北の城跡では最も広い234ヘクタールもの面積を誇る山形城跡地。しかし江戸時代中期までにあった城の建物は残っていません。
今は失われた山形城のかつての姿を先端技術で体験できる取り組みが始まりました。

中川悠アナウンサー「県体育館の西側の広場にやってきましたここでスマートフォンをかざしてみると江戸時代の霞城公園の全体像が映し出されるんです。タイムスリップした気分です」

かざした画面に映し出されたのは、山形城の姿を三次元CGで復元した仮想現実・VRです。
この「山形城VR」の発表会が霞城公園で開かれ、市の担当者が解説しました。
VRの楽しみ方は、まず専用のスマートフォンアプリをダウンロードして画面の地図から「山形城」を選択すると、公園敷地内に8か所あるスポットが表示されます。
スポットごとに設置されたのぼり旗を目印に実際に現地へ赴くと、アプリには、江戸時代中ごろの山形城の姿が3次元CGで画面に映し出されます。

本丸にあった平屋の建物「本丸御殿」。藩主や家臣らが集い話し合いや儀式などを行った部屋の内部を360度見渡すことができます。
また、スマートフォンをかざすと本丸御殿が実際の風景のなかに存在するかのように見ることができる、拡張現実・ARを体験することもできます。

中川アナ「当時の霞城公園の様子といまの霞城公園の様子を照らし合わせるのが面白い」

発表会には市民も参加し、早速自分のスマートフォンを使って江戸時代の山形城の姿を楽しんでいました。

参加者「建物がないときは感じなかったが、すごい大きい建物があったんだなとVRを実際に見て感じた」

山形市公園緑地課 熊谷直樹 係長「面積で言ったら全国で5位非常に大きなお城なんですが知名度が低いVRをきっかけにもっと知名度を上げて山形市に来ていただきたい」

「山形城VR」を楽しめるスマートフォンアプリは市のホームページから無料でダウンロードすることができます。

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