【避難指示】山形・南陽市の山林火災 6日朝も鎮火に至らず 続く消火活動
南陽市で起きた大規模な山火事は発生3日目の6日朝早くから消火活動が再開されていますが現在も鎮火に至っていませせん。南陽市内の一部地域には引き続き避難指示が出されています。
南陽市の災害対策本部によりますと南陽市宮内で4日発生した山火事の現場では6日朝5時半から消火活動が再開されています。自衛隊のヘリコプター合わせて5機が出動し、周辺から水をくみ、上空から放水する作業が続けられています。これまでのところ、焼失面積は95ヘクタールに拡大しており、南陽市では延焼の恐れがある中川地区と宮内地区の148世帯・合わせて410人に対し、避難指示を出しています。
昨夜10時の時点で、市内2か所の避難所には8世帯17人が避難していましたが、6時現在では、1か所に1世帯・2人の住民が避難している状況ということです。
一方、高畠町安久津の「蛭沢湖」の北側で4月28日に発生し、焼失面積がおよそ40ヘクタールに及んだ大規模な山火事の現場付近で5日午後、ふたたび出火しました。消防によりますとこれまでにけが人などは確認されておらず、6日朝から消火活動が再開されています。