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文化財を守れ!富士山麓の神社に“自動放水銃”を整備 1分あたり5トンを放水 山梨

2024年9月26日 19:22
文化財を守れ!富士山麓の神社に“自動放水銃”を整備 1分あたり5トンを放水 山梨

 富士吉田市の北口本宮冨士浅間神社で26日、新たに設置された消火設備の放水試験が行われました。

 北口本宮冨士浅間神社では11施設が重要文化財に指定されていて、2022年度から今年度にかけて消火設備の整備を進めてきました。境内には炎を検知するセンサーや監視カメラとセットになった自動放水銃が約20機、設置されました。

北口本宮冨士浅間神社 上文司厚 宮司
「(これまでは)手動の放水銃が5機あった。本番で使うことは絶対にないようにするが備えあれば憂いなしということで、文化財の維持を強固にしていくという決意も新たになった」

 自動放水銃は1分あたり5トンの放水ができ、最大50分間の連続放水が可能となっています。

 本格的な導入は11月ごろになるということです。

最終更新日:2024年9月26日 19:22
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