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伝統の「ひいち」で輪島の復興支援 忍野の中学生 出張朝市で販売 山梨県

2024年7月15日 19:03
伝統の「ひいち」で輪島の復興支援  忍野の中学生 出張朝市で販売 山梨県

 能登半島地震で被災した石川県輪島市の出張朝市が7月27、28日の2日間、忍野村で開かれます。

 朝市では村内の中学生が手作りした村伝統のお守り「ひいち」を販売し、売り上げを寄付することにしています。

 「ひいち」とは、小正月に合わせて忍野村で古くからつくられてきた家々の守り神です。

 無病息災や子宝など願い事によって、下に小さな三角形が2~3個付くこともあり、少しずつ形が異なっているのが特徴です。

 忍野中学校では7月11日、生徒が地域の人たちに指導を受けながら、「ひいち」をかたどったストラップづくりに挑戦しました。

「ひいち」づくりをした生徒は
「一日も早く復興してみんなが元気になればいいなと思っている」「(ひいちを作るのは)少し難しい思いをつなぐということもあって、こっちの風習(を通して)石川県や輪島の方に(思いを)伝えられるのでいいと思う」

 ストラップには全校生徒289人が書いた、応援メッセージも同封されています。

 海産物や輪島塗の器などを販売する輪島市の出張朝市は7月27、28日の2日間、忍野村忍草の「向の家駐車場」で開かれます。

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