国の統計調査「農林業センサス」の調査員が調査員証を紛失したことが14日、分かりました。県は悪用を防ぐため、ホームページなどを通じて注意を呼びかけています。

　県によりますと、笛吹市を担当する農林業センサスの調査員1人が2月3日の調査終了後、調査員証を自宅に持ち帰りました。12日に調査員証の入った名札ケースを紛失したことに気付き、自宅を重点的に探しましたが見つかりませんでした。

　調査員は13日に笛吹市に報告し、14日に警察に遺失届を出したということです。紛失した調査員証は「第1160号」と番号が振られ、調査員の名前や顔写真などが載っています。

　県は第三者に調査員証を悪用されることを防ぐために県のホームページなどを通じて注意を呼びかけていて、「調査員への指導を徹底し、再発防止に努める」としています。