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ブドウ農家に朗報!AI技術で「摘粒作業」を効率化 山梨大が新アプリ開発 山梨県

2024年5月30日 22:02
ブドウ農家に朗報!AI技術で「摘粒作業」を効率化 山梨大が新アプリ開発 山梨県

 ブドウ農家の負担軽減へ、山梨大学が新たなアプリを開発しました。

 このアプリ、AIなどを使ってブドウの摘粒作業の効率化が図れるというものなんです。

 新アプリ「粒羅」を開発したのは画像処理やAIを専門とする山梨大学の茅暁陽理事の研究グループです。

 「摘粒作業」はブドウの房に付いている粒を品種ごと適切な数になるよう間引くもので、ひと房ごとに粒の数を数える必要がります。

 しかし、アプリを入れたスマーフォンをかざすと…


山梨大学 茅暁陽理事
「赤い枠の中に房を入れると自動的に画像撮影してと粒数を推定します」

アプリの音声
「49個です」

 誰でも瞬時に粒の数を把握できるため、 作業の効率化を図ることができます。

山梨大学 茅暁陽理事
「(作業が)しんどいといった、大変な声が聞こえてくるので(このアプリで)楽になる。一歩前進になると思ってます」

 アプリのテスト版はきょうから、山梨大学のホームページなどで無料でダウンロードできます。

 研究グループでは使った人の意見をもとに改良を重ねていくということです。

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