山梨の秋の味覚「ブドウ」がゴールデンウィークに楽しめるという“季節外れ”のパフェが登場し、SNSで話題となっています。

今、ブドウが楽しめる、その秘密とは…

笛吹市御坂町にある「グレープショップココロ」です。

荒木キャスター
「店内にはずらりとフルーツが並んでいます…こちら！立派なブドウです、なかなかこの時期には見られない…」

こちらのブラックシャインマスカット「富士の輝」。

なんと、収穫したのは去年の10月6日だといいます。

カフェを運営する「志村葡萄研究所」では、冷蔵によるブドウの長期保存を研究しています。

結露を防止する特殊な袋や温度調節など3年に及ぶ試行錯誤の結果、今年ついに5月までおいしい状態を保つことに成功したということです。

通常は8月下旬から多く出回る露地物のシャインマスカット。

SNSでも驚きのコメントが寄せられていました。

志村葡萄研究所 志村晃生代表
「（富士の輝は）大粒でしっかりしているので、貯蔵にかなり向いている。ブドウを一年中食べられるようになるのも、もうそろそろなのかな」

今後は貯蔵するブドウの数を増やしていきたいとしています。

パフェは数量限定でゴールデンウィーク期間中のみの販売だということです。