GW各地でにぎわう 伝統のやぶさめ祭り 火渡りの荒行も 山梨県
ゴールデンウィーク3日目の29日、県内各地で伝統の祭りが行われ、大勢の人でにぎわいました。
富士河口湖町勝山の冨士御室浅間神社で行われる「やぶさめ祭り」は、900年以上の歴史があるといわれています。
29日は約120メートルの馬場を4頭の馬が全速力で駆け抜けながら、射手が的を目がけて次々に矢を放ちました。
的に矢が当たるたび、見物客から大きな歓声が上がっていました。
一方、甲州市塩山藤木の放光寺で行われたのは「大黒天祈願祭」です。
29日は境内で山伏姿の僧侶らが煩悩や災厄を焼き払うとされる護摩のお焚き上げを行い、多くの参拝者が手を合わせていました。
焚き上げの後には火がくすぶる炭の上をはだしで渡る火渡りの荒行が行われ、参拝者が家族の健康などを祈りながら後に続いていました。