焼き肉店で食事の12人が食中毒「ノロウイルス」検出 3日間の営業停止処分 山梨
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甲府市は28日、甲府市の焼き肉店で食事をした客12人がノロウイルスによる食中毒となり、焼き肉店を3日間の営業停止処分にしたと発表しました。
食中毒が発生したのは甲府市西高橋町の「カルビ大将 甲府上阿原店」です。
市によりますと、2月22日午後6時ごろ、牛レバーやトントロ、サラダなどを食べた3グループの計14人のうち、10歳未満から70代までの男女12人が翌23日午後2時ごろから、腹痛やおう吐、下痢といった症状を相次いで訴えました。
甲府市保健所が調査した結果、7人の患者の便と店舗内の従業員用トイレからノロウイルスが検出されました。3つの患者グループに共通する食事が店で提供されたものに限られることなどから、この店の食事を原因とする食中毒と断定しました。
12人のうち1人は入院しているということです。
市は「カルビ大将 甲府上阿原店」を28日から3日間の営業停止処分としました。
最終更新日:2025年2月28日 15:57