富士吉田市の環境美化センターで公金が入った金庫が盗まれた事件で、事件発覚前のセンターに「頂きました」などと犯行を示唆する文書が届いていたことが分かりました。

センターによりますと、9月26日朝、職員がポストを確認したところ、差出人などの記載がない茶封筒が入っていました。

封筒の中には三つ折りのA4用紙が2枚入っていて、パソコンで印刷された文書で、金庫までの侵入経路とともに「頂きました」などと書かれていました。

また、もう1枚には「警備が 甘い」「防犯カメラ つけろ」との記載もあったということです。

文書発見後、鍵が開かなくなっていた金庫の中身を確認したところ、約17万円の公金などが無くなっていました。

警察は文書が事件発覚前に見つかったことから、犯人が書いた犯行声明文の可能性があるとして調べています。