身延山久遠寺で晋山式 「争いない社会つくる」信徒ら800人前に新法主が意気込み 山梨県
日蓮宗の総本山・身延山久遠寺で7日、晋山式が行われ、新しい法主がお披露目されました。
晋山式には日蓮宗門の関係者や信徒ら約800人が訪れました。
750年の歴史を誇る身延山久遠寺の93代目法主に就任したのは、持田日勇氏です。
持田氏はあいさつの中で2021年ごろ、喉頭がんを患い声帯を摘出したと公表。
一時的に「声」を失いましたがその後も発声の訓練を続けていて、「法主として期待に応えられるよう精進する」と意気込みを語りました。
身延山久遠寺 持田日勇 法主
(代読)「愛される身延山を発展させていきましょう。そのために愛される身延山を作っていきましょう。世界の平和を願い、争いのない社会を作っていきます」(持田法主)「どうもありがとうございました」