金“最高値”で買い取り客が倍増 宝飾業者は頭悩ます 山梨県
連日のように過去最高値を記録するなど、金価格の歴史的な高騰が続いています。
県内にある買い取り業者には去年の2倍の人が訪れている一方、宝飾業者は原材料価格の高騰に頭を悩ませています。
金の価格高騰が続く中、甲斐市の買い取り専門店には去年と比べ2倍の客が訪れていて、ほとんどが金を持ち込んでいるということです。
おたからや 響ヶ丘店 井戸順子 店長
「こんな小さいくずでも集まれば100万円くらい」
金価格は不安定な世界情勢と円安を背景に高騰を続け、店頭小売価格は10日まで3日連続で過去最高値を更新しました。
「金高騰」が周知される中、店には地金や金貨だけではなく、細かなアクセサリーを持ち込む人も増えているということです。
おたからや 響ヶ丘店井戸順子 店長
「 」
一方、金を原材料とするジュエリー業界にとって、金の価格高騰は悩みの種。
原材料が上がった分、商品を値上げせざるを得ないといいます。
宝飾業者は
「 」
製造業者はカットを工夫することで金の使用量は抑えつつ、商品の質を高めるなど努力を重ねているということです。