パキスタンで邦人2人が山岳遭難 収容遺体は北杜の男性か 標高7000m級の山 山梨県
パキスタン北部で日本人男性2人が登山中に遭難し、北杜市の男性とみられる1人の遺体が収容されました。
日本人男性2人が遭難したのはパキスタン北部のキルギット・バルティスタン地域にある標高7027メートルのスパンティークです。
地元当局などの情報で2人は北杜市在住の山岳ガイド、平岡竜石さん(55)と東京都の田口篤志さん(36)と15日判明し、当局は収容した遺体は平岡さんとみて確認を進めています。
自身のホームページによりますと、平岡さんはエベレストに複数回登頂した経験もある国際山岳ガイドです。
2人が遭難した理由は分かっていません。
2人は荷物持ちのポーターらを伴わずに登っていたとみられます。
パキスタン軍が13日の捜索中に、人定不明の2人が標高5000メートル前後の斜面に横たわっているのをヘリコプターから発見。
日本人とパキスタン人の登山家らが14日に陸路で向かっていました。
同じ山に登っていた別の日本人グループが先に進んでいた2人の足跡が途中で消えたことに気付き、ベースキャンプに戻って報告し、12日に捜索が始まりました。