【同僚女性遺棄】「2人で話そうとしたが断られた」逮捕の男供述 上司に“つきまとい”とがめられ 山梨県
同僚女性の遺体を河川敷に遺棄したとして甲府市の団体職員の男が逮捕された事件で、逮捕された男が「2人で話そうとしたが断られた」といった趣旨の供述をしていることが6日、捜査関係者への取材で分かりました。
女性は男と接触して短時間でトラブルに巻き込まれたとみられ、警察が詳しい経緯を調べています。
甲府市に住む県農業信用基金協会職員、小棹将太容疑者(35)は同じ職場で働く女性(40)の遺体を身延町の河川敷に遺棄したとして、死体遺棄の疑いで逮捕されています。
これまでの調べで小棹容疑者は、4月30日午後7時~8時ごろ仕事を終えた女性を待ち伏せし、午後9時ごろには女性の車とみられる車を職場近くのコンビニエンスストアに移動させ、1人で歩く姿が確認されています。
このため警察は女性が小棹容疑者と接触後まもなく、トラブル巻き込まれた可能性が高いとみて調べています。
また捜査関係者によりますと、小棹容疑者は事件当日の30日、職場で女性への付きまとい行為について上司にとがめられていて、女性を待ち伏せした理由について「2人で話そうとしたが断られた」といった趣旨の供述をしているということです。
平岡さんの死因は窒息死で、遺体には打撲痕とみられる複数の傷があることが分かっています。
警察は小棹容疑者が女性が死亡した経緯を知っているとみて、殺人容疑を視野に捜査しています。