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韮崎中央公園 ナラ枯れ被害150本 一部閉鎖し伐採へ 13日から 山梨県

2024年5月10日 19:03
韮崎中央公園 ナラ枯れ被害150本 一部閉鎖し伐採へ 13日から 山梨県

県内で深刻化するナラ枯れの被害が子どもたちの遊び場にも影を落としています。

韮崎市の韮崎中央公園では150本以上の木で被害が確認され、市は13日から公園の一部を閉鎖して被害木を伐採します。

ナラ枯れはブナ科の広葉樹の幹に潜り込む「カシノナガキクイムシ」が媒介する病原菌が木を立ち枯れさせる現象です。

韮崎中央公園では園内全域で被害が確認され、308本あるブナ科の広葉樹の約6割にナラ枯れの病原菌への感染が確認が見つかりました。

特にアスレチック広場での被害が大きく、246本ある木のうち25本が枯れ、153本が感染していました。

被害拡大を防ぐため、市はアスレチック広場を13日から1カ月にわたり封鎖し被害木を伐採します。

公園の利用者は
「天気のいい日には子どもを遊ばせている」「広くて小さい子どもを遊ばせられる場所がなかなかない。長期の閉鎖は少し残念に思う」

韮崎市の担当者は「利用者の多い公園なので安全確保を優先した」と話し、理解を呼びかけています。

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