「犯罪です」ゴミ置き場前に子猫5匹捨てられる 生後1か月ほど 段ボールに入れられ 山梨
9月はじめ、甲斐市のゴミ置き場の前に子猫5匹が捨てられていたことが分かりました。
子猫が捨てられていたのは甲斐市中下条の住宅地の一角にあるゴミ置き場の前です。市によりますと、今月1日の深夜、通りかかった住民が段ボールが置かれているのに気付きました。段ボールの中には生後1か月ほどの子猫が5匹入っていたため、翌日、市に届け出たということです。市は、警察に相談するとともに 保護した子猫5匹は動物愛護指導センターに引き渡しました。
犬やネコなど愛護動物の遺棄は動物愛護法で禁じられていて、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科される犯罪です。しかし、甲斐市内では今年6月にも段ボールに入れられた子猫2匹が捨てられていたということです。
甲斐市環境課 土屋文武さん
「動物を遺棄することがないようお願いしたいと思う。これから動物を飼う方すでに飼われている方についても今一度自分の中で『お世話はしっかりできるのか』ということを確認していただいて、今後遺棄される動物が減っていくことを祈っている」
市では犬やネコが捨てられているのを見つけたら、警察や市に連絡するよう呼びかけています。