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【速報】「鳥のレバ刺し」で食中毒か 10~20代の客5人に下痢・発熱などの症状 神戸市の居酒屋で

2024年8月10日 14:40
【速報】「鳥のレバ刺し」で食中毒か 10~20代の客5人に下痢・発熱などの症状 神戸市の居酒屋で

 神戸市健康局は、10日、神戸市内の居酒屋を利用した客5人に食中毒が発生したと発表しました。

 神戸市によりますと7月30日から8月1日にかけて、神戸市中央区の居酒屋「ひとめぼれ」を利用した客5人に、下痢・発熱・腹痛・頭痛などの食中毒の症状が出たということです。客は10~20代の男性4人、20代の女性1人で、いずれも快方にむかっているということです。

 5名は別のグループで、この店で食事をしたこと以外に共通点がないことから、神戸市は店で提供された食事が原因と断定。店に対し10日から12日までの3日間、営業停止にするよう命じました。

 この店では「鳥のレバ刺し」を提供していて、食中毒になった1人の便からカンピロバクターが検出されたことから、神戸市では「鳥のレバ刺し」が食中毒の原因になった可能性もあるとみて調査しています。

 この3日間で店を利用した客は197組・580人に上り、神戸市は他の利用客にも体調に異変はないか、注意するよう呼びかけています。

■カンピロバクターとは

 主に鶏肉などに付着している菌で、加熱が不十分な場合、感染する恐れがあり、激しい腹痛や下痢などの症状を引き起こします。

 神戸市では「鳥肉の生食・加熱不足は食中毒の原因となり危険です」と生食を避けるよう呼びかけています。

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