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「コストコ」滋賀に初上陸 夜明け前からオープンを待つ長蛇の列 地方活性化の新たなモデルケースに?

2024年9月4日 17:30
「コストコ」滋賀に初上陸 夜明け前からオープンを待つ長蛇の列 地方活性化の新たなモデルケースに?

 滋賀県に初上陸した会員制の大型スーパー「コストコ」。4日も大勢の買い物客が訪れ、商品を大量に買い求める人の姿がありました。

 開業したのは8月。滋賀県東近江市の「コストコ東近江倉庫店」には、夜明け前からオープンを待つ長蛇の列が――。

 茨城県から訪れた客
 「(Q、いつから並んでいた?)3日前ですね。わくわく感、うん」
 大阪府から訪れた客
 「(予算は?)2~3万円から5万円以内におさまればいいな。主人と相談です」

 格安の商品が、まとめ買いできるとして人気のコストコ。

 買い物客
 「シェアする!」

 今回の出店の理由について、店側は「近隣他府県からの集客も期待できる立地」だとしています。

 実は、東近江市が誘致するための条例を設けて実現した今回の出店。東近江市は、最大で3億6000万円かけて、6年間、固定資産税を減免した上、3年間、地域住民を雇用するための補助金を出すといいます。

 近くに住む人は――。

 近隣住民
 「そこの平和堂の方が小分けで買える」
 「いままでこの辺、田んぼばっかりでちっとも発展しなかったので、地域がにぎやかになってよかった。ライト照らしてくれるので明るくなっていいです」

 人気の大型スーパーの地域参入は、地方を活性化させる新たなモデルケースとなるのでしょうか。

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