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「言うこと聞かなかった」妻の連れ子に内臓損傷の大けがを負わせた疑いで男逮捕「日常的に暴力受けた」「罰として辛いカレーを無理やり食べさせられた」

2024年8月23日 6:00
「言うこと聞かなかった」妻の連れ子に内臓損傷の大けがを負わせた疑いで男逮捕「日常的に暴力受けた」「罰として辛いカレーを無理やり食べさせられた」

 和歌山市で妻の連れ子である当時7歳の長女を蹴るなどして、内臓を損傷させる大ケガをさせた疑いで35歳の男が逮捕された事件で、男が「娘が言うことを聞かなかったので暴力を振るった」と話していることがわかりました。
 長女は「日常的に暴力を受けていた。怒られたときは罰として、辛いカレーなど好きじゃないものを無理やり食べさせられた」と話しているということです。

 22日、送検された赤松達也容疑者(35)は、今年5月、和歌山市の自宅で当時7歳の長女の腹部を複数回、足で蹴るなどした疑いがもたれています。長女は、十二指腸に穴が開くなど入院1ヶ月の大けがを負いました。

 その後の捜査関係者への取材で、警察の調べに対し、赤松容疑者が「一人で外出をしようとした際に、娘に一緒に行きたいと言われ、言うことを聞かなかったので暴力を振るった」と話していることが分かりました。

 警察によりますと、長女は赤松容疑者の妻の連れ子で、事件当時は、赤松容疑者と妻、妻の連れ子である長男と長女の4人暮らしでした。赤松容疑者は、約6年前から妻と内縁関係にあり、長男と長女は母方の祖母に預けられていましたが、赤松容疑者と妻が今年の1月に籍を入れたことで、3月から長男と長女も一緒に暮らすようになったということです。長女は「赤松容疑者の暴力は、翌4月頃から始まった」と話しているということです。

 長女は「日常的に殴るなどの暴力を受けていた」と話しているほか、「怒られたときは罰として、辛いカレーなど好きじゃないものを無理やり食べさせられた」と話しているということで、警察は赤松容疑者が長女を日常的に虐待していたとみて、調べを進めています。

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