【速報】客を装って女性に性的サービス要求し「契約違反」に…メンズエステ店長ら2人を詐欺容疑で逮捕 ウソの契約で給料踏み倒した疑い 兵庫県警
神戸市内のメンズエステ店の店長ら2人が、従業員に橋梁を支払う気がないのに雇用契約を結び、契約違反を理由に支払わず、金をだまし取ったとして、26日に逮捕されたことがわかりました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは神戸市内にあるメンズエステ店の店長・杉本侑哉容疑者(28)と、元従業員・大槻剛史容疑者(36)の2人です。
捜査関係者によりますと、2人は、今年2月、給与を払うつもりがないにも関わらず、女性(31)と雇用契約を結び、勤務最終日に「わいせつなサービスを提供した」などと称して“契約違反”を理由に、10日分の給料や交通費あわせて約63万円を支払わなかった疑いがもたれています。
店長である杉本容疑者は、従業員の女性と接点がなく、客として店を利用して、性的なサービスを要求するなどし、契約違反の状態を自ら作り上げようとしたとみられるということです。
警察は、杉本容疑者から従業員だった大槻容疑者に対して「契約違反があるから女性に金は払うな」という趣旨のメッセージが残されていたことや、金の流れから2人が共謀して犯行したと裏付けたということです。
調べに対し杉本容疑者は「私は詐欺はしていませんし、そんな気持ちもありません」と容疑を否認している一方、大槻容疑者は「ウソの言いがかりをつけて女性に給料を払わなかったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は杉本容疑者らが女性の給与を着服していた可能性について調べるとともに、2023年以降、同様の被害相談が複数件あることから、他の従業員に対しても計画的に給料を未払いにしていた疑いもあるとみて捜査を進める方針です。