あす阪神・淡路大震災から30年「1.17追悼のつどい」準備進む 灯籠で『よりそう』の文字 神戸市
阪神・淡路大震災から17日で30年となるのを前に、「追悼のつどい」が行われる神戸市の会場では、準備が進んでいます。
(取材・報告=上野巧郎 記者)
神戸市中央区の東遊園地からお伝えします。こちらでは現在、17日の「1.17のつどい」の準備が進められています。
竹や紙でできた灯籠が、ボランティアの皆さんの手によって並べられています。
灯籠には一つ一つメッセージが込められていて、こうしたメッセージは全国各地から届いています。
そして現在、この竹灯籠によって、「1.17」という文字がほぼ完成している状況となっています。
そして奥の方では、白い紙灯籠によって、今年公募で寄せられて決まった「よりそう」という文字が、まさに今描かれている最中です。
この「よりそう」というメッセージには、今年30年の節目を迎えるにあたって、阪神・淡路大震災だけではなく、東日本大震災や、去年の能登半島地震など、他の被災地でも傷ついた人や街にも「よりそう」というメッセージが込められています。
17日は午前5時に、東遊園地の一角にある“希望の灯り”が分灯されて、一つ一つの灯籠に火が灯ります。そして地震が起きた午前5時46分に合わせ、黙とうが捧げられます。