土曜日から日曜日にかけて台風10号が近づくおそれのある和歌山県の串本町から中継です。
（取材・報告＝櫻茜理 記者）

　本州最南端の和歌山県串本町からお伝えします。
　私は正午ごろから、この場所で取材していますが、雨は一度も降っていないのですが、風が強く吹いていて、まもなく台風が接近することを感じさせられます。海は白波が立っていて、段々と波が高くなっています。音も強い「ゴー」という音になっています。

　あちらに海中展望台があって、今は台風に伴って閉鎖されていますが、そこをつなぐ通路にも、時折、波が打ち付ける様子が見られました。

　気象台によりますと、9月1日（日）頃にかけてうねりを伴い、大しけが続くおそれがあります。
　
　また、地元の方に話を聞きますと、台風接近に伴い海水浴場は28日から閑散としていて、今シーズンは予定よりも2日早く、30日に閉鎖するということです。

　海の家も、29日から休業していて、観光協会の方は「当初の予定であれば台風は週末までに通過して、週末には客の姿が戻ると期待していたため、観光としてはとても残念です」と話していました。

　串本町は、この後から週末にかけては大雨の恐れがあり、強風や高波に注意が必要です。