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ロマンス詐欺の被害救済うたい1800人から9億円超の着手金 “名義貸し”の弁護士が起訴内容認める

2024年9月2日 18:48
ロマンス詐欺の被害救済うたい1800人から9億円超の着手金 “名義貸し”の弁護士が起訴内容認める

 ロマンス詐欺の被害救済をうたい、弁護士資格のない業者に名義を貸した罪に問われている弁護士の男の初公判で、男は起訴内容を認めました。

 弁護士の川口正輝被告(38)は、一昨年12月から約半年間にわたって弁護士資格のない広告会社に名義を貸して、法律事務をさせた罪に問われています。

 大阪地裁で2日行われた初公判で、川口被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 続く冒頭陳述で検察は、弁護士資格のない事務員に依頼者の対応をさせる一方、川口被告が着手金の3割を受け取っていたなどとと指摘しました。

 大阪弁護士会によりますと、川口被告らは1800人の依頼者から9億円を超える着手金を受け取っていたということで、弁護士会は早期の被害弁済のため、川口被告の破産手続きを始めるよう大阪地裁に申し立てています。

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