政府 予備費9892億円支出を閣議決定 電気・ガス料金とガソリン価格の高騰対策
政府は3日、電気・ガス料金と、ガソリン価格の高騰対策に充てる費用として、2024年度予算の予備費から9892億円を支出することを閣議決定しました。
政府は、物価高騰対策として、燃油の激変緩和措置を年内限り継続し、電気・ガス料金への補助を8月使用分から3か月間、追加で実施することにしています。
これらの措置を実施するための財源として、政府は3日、2024年度予算の予備費から9892億円を支出することを閣議決定しました。
今年度、物価高騰対策などに充てられる予備費は1兆円が計上されていますが、今回の支出によって、そのほとんどが使われることになります。