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【速報】「百条委員会」の理事会始まる パワハラ疑惑で死亡男性の陳述書と音声データの扱いどうなる? 兵庫・斎藤知事のパワハラ疑惑

2024年7月16日 13:34
【速報】「百条委員会」の理事会始まる パワハラ疑惑で死亡男性の陳述書と音声データの扱いどうなる? 兵庫・斎藤知事のパワハラ疑惑
百条委理事会に入る出席者(16日)

 兵庫県の斎藤知事のパワハラなど7つの疑惑を調査する「百条委員会」の理事会が16日午後1時半ごろから始まりました。死亡した告発者の遺族から提出された陳述書や音声データを採用されるかが注目されます。

 兵庫県の元西播磨県民局長だった男性は、ことし3月、知事のパワハラ疑惑などを告発し、19日には百条委員会の証人喚問が予定されていましたが、7日に死亡しました。遺書が残されていて、自殺とみられます。

 関係者によれば、男性は「死をもって抗議する」という趣旨のメッセージとともに、百条委員会で発言する内容をまとめた陳述書と知事の疑惑に関する音声データを残していました。

 男性の遺族は12日に、これらを百条委員会に提出。16日にひらかれた百条委員会の理事会で、この陳述書と音声データの扱いを採用するかどうかが注目されます。

 斎藤知事の進退をめぐっては、12日に辞意を表明した事務方トップの片山副知事が過去5回にわたって辞職を進言したほか、県職員の約4000人が加入する県職員労働組合や、議会最大会派・自民党の兵庫県連会長が「責任のある対応を」「正しい判断を求める」などと事実上の“辞職要求”を行っていました。

 これに対し、斎藤知事は16日の会見で、「多くの県民の負託を受けている。よりよい県政を目指していくのが私の責任。県職員との信頼関係を再構築し、県政を立て直す」と語り、改めて辞職を否定しています。

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