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「全く関与していない」社長暴行死の初公判 傷害致死は無罪主張 検察「頻繁に暴行加えていた」と指摘

2025年1月14日 12:11
「全く関与していない」社長暴行死の初公判 傷害致死は無罪主張 検察「頻繁に暴行加えていた」と指摘

 4年前、大阪市内のマンションで、会社社長の男性を鈍器で殴り、死亡させた罪などに問われている男の裁判が14日始まり、男は傷害致死罪について無罪を主張しました。

 韓国籍の金歓喜被告(68)は、2021年、大阪市中央区のマンションの一室で、この部屋に住むコンピューター関連会社社長の八ツ田和夫さん(当時67)の頭を鈍器で殴るなどして死亡させたほか、亡くなるまでの半年間、暴行を繰り返しケガをさせた罪に問われています。

 この日の初公判で、金被告は、半年間にわたって繰り返した暴行については認めた一方、傷害致死については「全く関与していない」と無罪を主張しました。

 一方、検察側は「金被告は、会社を実質的に経営していて、八ツ田さんの仕事が遅いことを罵倒するなどし、頻繁に暴行を加えていた」と指摘しました。

最終更新日:2025年1月14日 12:20
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