【万博】買いやすい?新たに「簡単来場」チケット販売へ パビリオンの予約方法も解説 開幕まで1か月

大阪・関西万博の開幕まで1か月となりました。パビリオンの進捗状況などを改めて見ていきたいと思います。
こちらです。
国内のパビリオン、建物はほとんど完成しているんですが、海外パビリオンは半分ほどしか完成していなくて、特に「タイプA」というのは8棟のみということになっています。
そしてチケットですが、今月5日時点では目標の約6割、前売り券 約807万枚となっています。
そして、「簡単来場予約チケット(仮)」というものもあり、開幕日の4月13日からオンラインで販売予定ということです。ID登録が不要のものになりますが、ID登録をしないのでパビリオンの事前予約はできません。そして日時の変更もできないチケットだということです。
いろんなチケットが用意されているということなんですが、ではどういったものであれば、予約せずに見られるかといいますと、こちらです。
例えば海外パビリオンです。「アルプスの少女ハイジ」がアンバサダーを務めている「スイス館」ですとか、「シンガポール館」なども、事前予約なしでも観覧できるということです。
そして、大屋根リングや、ドローンを使った光と音のスペクタクルショーなども、予約なしでも観覧できるということです。
では、予約が必要なものを見ていきたいと思います。
まず、体験のものは結構、要予約のものが多くて、「大阪ヘルスケアバビリオン」にあるモンスターハンターの世界に没入できるものや、「電力館」にある未来のエネルギーを学ぶ体験型施設、こういうものはやはり予約が必要になり、予約で満席の日は、入場できないこともあるということです。
万博を満喫したいという人は、事前予約をするのが確実になってくるので、そうなるとやはり「万博ID」というものの登録が必要になってきます。
その予約のチャンスですが、ざっくり4回あります。1つ目と2つ目、2か月前と7日前は「抽選」になります。
そして3日前と前日は、空き枠を先着1枠、これは「先着」になります。
それから当日も、万博IDなしでも会場の機械で予約することができるということです。
ただし、この1つ目から3つ目まではインターネットで予約が必要になってきますので、やはりこういった声もあります。
「視覚障害者」の方や、インターネットが苦手な方は、ID登録が難しくてサポートを求める声が、実際に大阪の視覚障害者の団体からも上がっているということです。「命輝く未来社会のデザイン」というテーマですから、幅広くいろんな方が楽しめるような方法を模索してほしいなと思いますね。
残り1か月となりますので、いろんな課題があると思いますが、しっかりと開幕までに解決していってほしいと思います。