大阪府東大阪市の山の中で頭部や両腕、両脚が切断された男性の遺体が見つかった事件で、警察が3日、28歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕したことがわかりました。

　1月25日、東大阪市山手町の生駒山地で行方不明者の捜索をしていた警察官が、頭部や両腕、両脚が切断された男性の遺体を見つけました。

　見つかったのは、胴体など遺体の一部で、司法解剖の結果、年齢は40代から50代くらい、身長は135センチから145センチ程度で、去年12月下旬に死亡したと推定されています。

　警察が現場周辺の防犯カメラなどを捜査した結果、大阪市中央区に住む大木滉斗容疑者（28）が浮上。2日に和歌山県内で発見して話を聞いたところ、事件への関与を認めたことから、死体遺棄の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかりました。

　警察は、遺体の身元の特定を進めるとともに、大木容疑者と被害者の関係などを詳しく調べています。