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【速報】大阪・関西万博の「最寄り駅」が来年1月19日開業へ 大阪メトロの新駅「夢洲駅」開業日決定

2024年9月5日 14:00
【速報】大阪・関西万博の「最寄り駅」が来年1月19日開業へ 大阪メトロの新駅「夢洲駅」開業日決定
大阪メトロの新駅「夢洲駅」(出入口)

 大阪市は5日、来年4月に開幕する大阪・関西万博の最寄り駅となる大阪メトロ中央線の新駅「夢洲駅」について、来年1月19日に開業すると発表しました。

 大阪メトロ中央線は、鉄道で、万博会場のある「夢洲」にアクセスできる唯一のルートで、会期中は、1日に最大で12万9000人を輸送する計画となっています。

 大阪市などは、これまで中央線の延伸工事を進めていて、延伸区間となるコスモスクエア駅と夢洲駅の間の土木工事はすでにほぼ完了し、現在、駅の内装や設備の工事を進めています。

 万博をめぐっては、パビリオンの建設工事を行うための工事車両や会場のすぐそばにあるコンテナターミナルを利用する車両などによる交通渋滞が懸念されていて、大阪市などは、万博開幕に先駆けて、夢洲駅を開業させる方針を示していました。

 運賃については、延伸に伴う設備投資費用などの一部を利用者に負担してもらうため、90円を基本運賃に加算し、コスモスクエア駅~夢洲駅を含む区間を乗車した場合の運賃は、330円~480円になります。

 大阪市の横山英幸市長は、5日の定例会見で、「将来的には、夢洲駅は、国際観光拠点、人々の交流する拠点になる。大阪のシンボルになる駅の一つではないかと思います。大阪の未来を感じていただけるような新しい駅ができたことをうれしく思います」と話しました。

 大阪府の吉村洋文知事は、「来年1月以降は、パビリオン内部の内装や展示の準備で関係者の移動が増えると思います。様々な関係者の移動手段としても夢洲駅が開業することは非常に大きなことだと思います」と話しました。

 また、大阪府と大阪市が、万博のチケット購入などをサポートする「万博来場サポートデスク」を今月17日からイオンモール(大日・大阪ドームシティ)やキューズモール(あべの・もりのみや)などに設置することも明らかとなりました。

 「万博来場サポートデスク」は、万博のチケット購入に必要なIDの取得などのインターネット手続きを常駐するスタッフがサポートします。

 今後は、区役所などの公共施設にも設置する予定だということです。

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