志願者は2年連続で過去最低 大阪府の公立高校で入学試験 75校ある普通科では半数近く定員割れ
大阪府では12日、公立高校の入学試験が行われました。志願者の数は、今の入試制度になってから、2年連続で過去最低となっています。
大阪市天王寺区の府立夕陽丘高校では12日朝、350人近くの受験生が入学試験に臨みました。
大阪府教育委員会によりますと、今年の全日制の公立高校の志願者数は、合わせて約3万4000人で、平均倍率は1.02倍と2年連続で過去最低となりました。
また、75校ある普通科では、半数近くの35校が定員割れとなっています。
子どもの数が減っている上、大阪府が去年4月から段階的に実施している所得制限のない高校授業料の無償化の影響で、私学の人気が高まったことなどが一因とみられています。
合格発表は21日です。