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八村塁の発言を受け JBA三屋裕子会長「海外で活動している選手の窓口を明確に」伝達の改善へ

2024年11月30日 17:16
八村塁の発言を受け JBA三屋裕子会長「海外で活動している選手の窓口を明確に」伝達の改善へ
JBA三屋裕子会長
日本バスケットボール協会(JBA)会長の三屋裕子氏が30日、報道陣の取材に対応。

先日NBAレイカーズに所属する八村塁選手が、日本バスケットボール協会に不信感を露わにする発言。トム・ホーバスHCとの間にも亀裂が生じている状況があることが明らかになっていました。

今回の件に関し三屋会長は、「この一連の出来事の中で、コミュニケーションというところを見直さないといけない。ここ数日検証していた中で出てきました」と、対話面での欠落していた部分があったことを述べています。

「海外で活動している選手の窓口が、今までなんとなく選手を知っている人間に任せていた。JBAとして、しっかりこの人がカウンターパートであることを明確にしないと、代理人が何人も入る中、我々の意志や意図、正確な情報が伝わっているかどうかが分からなかったところでもありますし、ボトルネックになっていた部分もあったと思います」と、これまでの形態について反省の意を示しました。

「誰が言ったのか、誰から聞いたのか、なかなか見つからなかったというところがあり、これは組織としてダメ。責任者や受け皿を決めて、そこから情報を伝達していく仕組みを今一度丁寧に作っていく。今回生まれた価値観の違いを埋めるのは、簡単ではないだろうと思うが、少なくともその努力をしていく。選手に集中したバスケットの環境を、どうやって作るかを真剣に考えていきたい」と話しています。
最終更新日:2024年11月30日 17:42
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